意外と身近な借金

借金というと、一般的に消費者金融からの取り立て地獄など、ネガティブなイメージが強く、品行方正な日常を営む大部分の人々にはあまり関係がないかのように思われます。
しかし、実は住宅ローン、月賦払いの買い物、クレジットカードによる買い物は、借金による買い物であり、公共料金の支払い滞納も立派な借金です。


正常な金銭感覚を持った人々は、これら借金に該当する行為を、期日までに支払うことを前提に行い、そして、大抵の場合、約束どおり支払いを済ませます。
そして、このようにきちんと支払いを行う人々の多くは、次月に振り込まれる自分自身のお給料から、支払いを済ませます。
ですから借金としての認識はあまりないのです。


しかし、突然職を失う、給料が引き下げられる、などの想定外の事態により支払い計画が滞り、これまで当たり前に行っていた毎月の支払いが、借金として重くのしかかってくる可能性があることも忘れてはいけません。
一方、ギャンブルなどに手を染め、借金地獄に陥ってしまう人もかなりの数で存在します。


無計画な浪費によって失うものはお金ばかりではありません。
その人自身の信頼や、人間関係を失う他、社会的活動も制限されるなど、数々の災いが降りかかるので事態は深刻です。


それにもかかわらず、借金を繰り返す悪循環からなかなか抜け出せない人々は、健全な金銭感覚を持った人達とは明らかに異なる特徴的な思考回路になっています。
そしてその思考とは、人間が誰でも本能的に持ちうるものであり、健全な人でも、状況によってはそのような思考回路に誰にでも陥る可能性のあるものです。
身近な人や、家族、そして自分までもが、ある状況に追い込まれた時に、借金を繰り返し、地獄に追いこまれる可能性があるということを覚えておかなければなりません。


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